本当に不幸が待っている？
厄年だからといってその時期に本当に不幸が待ってる訳ではありません。ただ、この時期は環境の変化や体の変化が起こりやすいと言われる時期ですから普段気を付けている事を再確認するには良い時期なのかも知れません。
情報の中には大厄の時に病気にかかりやすいというデータがあったり、私のように偶然の交通事故も「やっぱり厄年なんだ」と考えてしまいがちです。でも車の運転は普段から気を付けるのが当たり前で、なんでもかんでも全てを厄のせいにしてしまうのは違うのかなと思います。この時期はより慎重に考えて行動する事で、厄年に起こると言われる不幸から距離を置くことができるのではないでしょうか。
特に気をつけたい事
厄年だからこれに気をつけましょう！という内容は特にありませんが、男女共にやはり健康面を一番気にしたいところです。
女性の大厄３３歳は家庭を持つ方も多いと思います。特にお子さんがいる主婦になると病気や怪我で育児や家事を休んでいられないのが現実です。仕事を持つ女性も長期休みを取るのはなかなか難しい事で、やはり健康でイキイキとした３０代を送りたいものです。私は厄払いの他にこの時期に乳がん、子宮がん検診もしました。検診は会社勤めをされている方なら年に１度か２度受けているかと思いますが、専業主婦の方やアルバイト、パートの方ですと時間が無い、費用がかかる等を理由になかなか行かないものです。しかし何の病気でも早期発見が大病にならずに済む基本です。今は市町村や自治体で無料又は安価で行う検診がありますので、この機会にと考える方は住んでいる地区の保健センターへ問い合わせてみて下さい。
普段よりもう少し健康に気を遣う事も大厄の厄祓いのひとつだと思います。
厄年の結婚、出産、転職は良くない？
厄年に人生の転機を迎えるのも気になるところです。この年に結婚したり転職するとうまくいかないような気がする…と感じる方も多いと思いますが、厄年の「厄」は「役」の意味もあります。昔は厄年を迎えると社会的に認められ神事の役を持つなど「役を与えられる」時期にあたり、地域によっては厄祝いをしたそうです。それを考えると「結婚」や「出産」、「転職」もある意味役を与えられる事に結び付くと思います。
逆に厄年だから結婚相手を決めるのに慎重になろう、出産を控えた体を大切にしよう、転職も十分に納得出来るものを選ぼうといった考えでいると、おのずと良い結果が生まれる事も多くなると思います。
いずれにしても気にし過ぎてしまう事はかえってストレスになりますし、「石橋を叩いて渡る」も叩き過ぎると橋が壊れてしまします。その為にもお祓いをしっかりとやってクリアな気持ちで人生の大役を引き受けたいですね。